図解でわかる冷凍車の仕様!2コンプレッサーとは?

軽冷凍車に必要なコンプレッサーの種類や、冷却機能などのメリットデメリットを踏まえて、どんな仕事やどんな荷物に2コンプレッサー仕様の車両がオススメなのかを解説していきます。
また、車両が業務に対してミスマッチにならないよう、適切な車両選びの方法も説明します。
目次
コンプレッサーとは?
1コンプレッサーと2コンプレッサーの違いとは?
おすすめの2コンプレッサー冷凍車
まとめ
1.コンプレッサーとは?
まず初めに、コンプレッサーとは冷凍装置を動かすうえで「心臓」とも言える部分になります。
庫内を冷やすための工程として、エアコンや冷蔵庫などと同じく、冷媒(液体)をシステム内で循環させ、気化→液化→気化を繰り返すことによって冷える仕組みになっています。
その中でも重要なのが気体を圧縮して圧力を高めるための装置。それがコンプレッサーです。
2. 1コンプレッサーと2コンプレッサーの違いとは
次に1コンプレッサーと2コンプレッサーは何が違うのか。を説明していきます。
簡単に説明すると先ほどの心臓が1つだけなのか2つあるのかの違いです。
では、1つと2つで実際にどう変わるのでしょうか。
1コンプレッサーの仕組み

○ 1つのコンプレッサーで2つの冷却装置を動かさなければいけない
通常、車には元々エアコンなどに使うコンプレッサーが1つ付いていますが、1コンプレッサー冷凍車の車両はこの純正コンプレッサーから冷凍機に必要な力を分けて貰っています。
メーカー純正の軽冷凍車などはほとんどが1コンプレッサー車両になります。
○ 1コンプレッサーのデメリット
先ほどの通り、1つのコンプレッサーで車内のエアコンと冷凍機を動かすため、通常よりもコンプレッサーに負荷がかかってしまいます。
それにより夏場の庫内の温度低下や、運転席のエアコンが弱くなってしまうためドライバーの方が大変になってしまうという点があります。
○ 1コンプレッサーがおすすめの方
とはいえ、1コンプレッサーが悪いという訳ではありません。
例えば夏場以外の快適な気温の場合は庫内を冷やすには充分使えますし、夏場でも冷凍機を+10℃くらいでお使いになる方には充分お使いいただけます。
また中古車両の場合、比較的金額も安いのでお使いになる環境によってはおすすめできる仕様になります。
2コンプレッサーの仕組み
2コンプレッサー車両の場合、室内エアコン用のコンプレッサーのほか、冷凍機用のコンプレッサーが別で付いているため、各々が別の働きをしてくれます。
分かりやすく説明すると下記の図のようになります。

○ 2コンプレッサーのメリット
上の図のように、専用のコンプレッサーによって夏場でも運転席も快適に、庫内の冷却も安定させてくれることが大きなメリットです。
また、1コンプレッサーに比べて庫内の冷却時間も短縮し、冷凍機本来のパワーを発揮することができます。
夏 場の仕事や、冷凍食品、アイスなど溶かしてはいけないものを運ぶ時に非常に使いやすい仕様になります。
○ 2コンプレッサー車両がおすすめの方
夏場にも仕事があり、室内も快適に過ごしたい方や、運ぶ商品が冷凍されたまま溶かしてはいけない業務の方は2コンプレッサーが非常におすすめです。
また、現在お使いの車両が1コンプレッサーの方や、夏場がきついとお悩みの方にもおすすめになります。
3.おすすめの2コンプレッサー車両
4.まとめ
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